2024.05.28
◎ふわふわ言葉とちくちく言葉◎
こんにちは、二俣川です🌈
今日は先日行ったSST(ソーシャルスキルトレーニング)の活動をご紹介します。
子ども達もお年頃になってくると「バカ・アホ・キモイ・○ね!」など、
心が痛くなるような言葉をお友達と一緒になって面白半分で言ったりしますよね。
言ってる方は何の気も無しに発しているかとは思いますが、言われた方は案外傷付いているものですよね。
お母さんやお父さん、先生や支援員、大人、子供に関わらず、傷付くものは傷付くのです。
そのような見えない気持ちの部分を少しでも子供たちに伝えていけたらなと思いお話しをしています。
まずは、たくさんのふわふわ言葉とちくちく言葉を紙に書き出して子供たちに渡し、
この言葉はふわふわ言葉かな?ちくちく言葉かな?と問いかけています。子供たちは、
「ありがとう」「ごめんね」「あっちいけ」「きらい」などは簡単に貼っていましたが、
「ドンマイ」「おもしろいね」など言い方やシーンなどで異なる伝わり方がしそうな言葉は
少し悩んでいる様子でした。
活動の間にも「ちくちく言葉っておもしろいよね」と子供たちが話していたのですが、
面白いかもしれないけれど、もし自分が言われたらどんな気持ちになるかな?と
子ども達に聞いています。そして、ちくちく言葉を貼ってもらう際にみんなの気持ちを紙コップに見立て
爪楊枝を一本ずつ刺してもらいました。
その後、仲直りするために「ごめんね」と言いながら爪楊枝を抜いてもらいました。
「ごめんね」でちくちくの爪楊枝は無くなったけど、穴は開いたまま、傷付いたままだよね。
言われた方は、ごめんねで済まない時もあります。とお話ししています。
子ども達はみんな神妙な面持ちで話を聞いていました。
少しでも伝わったかな?と思い活動を終了した矢先・・・
飛び交うちくちく言葉😂思わず笑ってしまいました😂
継続が大切・・・ですね(笑)